FC2ブログ
アラフォー独身、汚部屋と格闘中

2018/081234567891011121314151617181920212223242526272829302018/10

スポンサーR
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
国立のこれまでに見たことの無い、立派な病院に父(叔父)は入院し、
地元では、ちょっとした有名人のためか、それとも、重篤な病気のためか、
さらには、手術後だから、これほど立派な個室に入れるのか?
医療費は、恐ろしくて聞けないと思ったが、長期入院でお金がかかるでしょう?
かるーく、聞いてみた。

「ううん、高齢だし、医療控除もあるし、平気よ。ただ、わたしが車を運転出来ないから、バスがね」
『バスで、どのくらい?』
「乗換えを入れて、1時間くらいかしら」と、母(叔母)が言う。
あぁ、お金ではなく、時間がしんどいのか・・・そっか。

『お母さん、寝てる?』「うん、まぁ」
って、病院には24時間、人が側にいないといけないから、夜は、誰かいてください。
と、言われていて、結局、わたしがいる4日間、母が眠る姿を見ることはなかった。

その日、わたしが病院に泊まるから、お母さん、休んでいいよ。
そう、病院に入ったのに、母は0時近くに、疲れたでしょう?ごめんね。と、病院にやって来た。
朝に帰宅して、そのまま家事をしてから、23時まで商売をやって、兄(従兄)に乗せてもらったという。
『お母さん、わたし、大丈夫だったのに』
そうは、言ってみてけれど、母が側にいたいのだと判った。

翌日、昼過ぎに帰ってきて、母と洗濯物を畳んでいると、母がおもむろに
「今日ね、金婚式だったわ」と、言った。
『え、今日、金婚式?お祝いしなきゃ。』
「えぇ、いいわよ。うちは、そんなお祝い事一度もしたことないし」
(↑↑家族が多いため、誰もが誕生日さえスルーする一家)

『そっか。そうだよね。お父さん、覚えてた?』
「医療の書類にサインを書いててね、日付を書いてたら、あら、今日は?!
って、それでね、お父さんに、『お父さん今日、あれだわ』って、その日付に指差して見せたの」
『うん、そしたら?(←寡黙な父の反応をわくわくしている、あほな娘)』
「にんまり、笑っとたわ」
『覚えてたってこと?』
「うん」
『そうか、50年か、長いね。すごいね』

そう、笑いながら、本当に、笑顔で会話しながら、頭の中は別のことを考えてた。
50年、同じ時間を過ごした夫婦を前に、40年という時間で、旅立った友。
父の過ごした半分の時間で、壮絶な闘病生活を送り、最期は、親に介護をしてもらっていた。
あいつが旅立ってから、彼の母親が、丁寧なメールを下さった。短くまとめると、

『息子を誇りに思う。だけど、結婚前から息子は幸せではなかった。~~中略
結婚した当日、明くる日、そして、病気になり別れる日まで、~~中略 
努力したのに、この結果でした。辛く悔しい人生だったと思います』


結婚式当日、彼は、笑っていた。嬉しそうに、彼女とキスをして、はしゃいで、楽しそうに見えていた。

辛く悲しくも、自分自身を最期まで演じ、わたしの前でも芝居していたなんて。

『生きる』儚さを知る。

演じることで、生きた友。生きるって哀しい。
懸命に生きたって、一生懸命に生きたって、どんなに努力したって、どんなに頑張ったって、
結局は、死ぬんじゃない。
死ぬことを、判っているのに、どうやっても、最後は最期なんだから、
一生懸命なんて、一生懸命なんて、そんなの無理に決まってるじゃない。
奇跡なんて、そんなの無いし、努力したって報われはしない。

兄(従兄)のお嫁さんも、そうだ。
非道な仕打ちを繰り返し、わたしを追い出して、だけども、最期は全身に癌が転移して、
これもまた、10年もの間、壮絶な闘病生活を続け、愛する娘を残して旅立った。
わたしよりも先に旅立ったら、意味ないじゃん。

これから旅立つ準備に入る父。
頑張ることにどんな意味があるの?そんなこと、聞きゃしれない。
奇跡なんて、信じない。
わたしは、わたしは、儚く生きることは絶対にしない。

YESかNO 
それだけで、今日を生きてみよう。

■つづく・・・

お手紙ありがとうございます。返信は出来ません。ごめんなさい。でも嬉しいです
人気ブログランキングへ
↑↑↑ぽち応援、ありがとう♪





関連記事
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。